ツアーが終わった、フラチナリズムの投稿のコピー。
【ツアーありがとう】
フラチナリズム初のホールツアー
音返しツアー2015
『わたしはモリになりたい』
無事全公演終了しました。
このツアーはフラチナリズムにとって初の試みでした。
発表当初は実際どうなってしまうのか予想もできない
そんなギャンブルみたいなツアーでした。
10/10 いちょうホール
11/15 赤坂BLITZ
11/22 道新ホール
3か所というツアーにしちゃ少ない公演数でしたが
しかしその中で得るものは非常に多かったし、
気付かされる事もたくさんありました。
初めてのオールスタッフ。
舞台監督・音響・照明・映像・特効・物販
全公演一緒にステージを作ってくれたスタッフさん。
ツアーですからほぼ同じセットリストで臨む。
セットリスト
OP 007風映像
M1 あっぱれジャパニーズ
M2 OTOKO
M3 男はみんな馬鹿ばっか
M4 プラネタガール
~MC~
M5 AZURE BOX
M6 拝啓
M7 アイアイアイラブユー
M8 愛Knowダンスhole
~メンバー紹介~
映像 わたしはモリになりたい
M9 不埒拍子昇天
M10 懐かしき友よ(タケウチver.)
M11 さくら20人唱(タケウチver.)
M12 さくら20人唱(モリver.)
M13 懐かしき友よ(和解ver.)
M14 大江戸ディスコ
M15 運命共同体
M16 KAN&PAI
本編終了
en1 KAN&PAI-THE WORLD-
en2 幸せのキセキ
同じセットリストなのですが、スタッフさんとの共闘により日に日にステージのレベルが上がっていくのを実感できました。
これは何よりフラチナオールスタッフの力です。
わがままな僕たちの要望を、それ以上に応えてくれるスタッフさんがいたからこそのツアーでした。
ありがとうございました。
やはり僕らは根っこがミュージシャンなので、音が一番大事。
それなりに・・・って言うのが今までの僕らだったのかもしれないけど、一つそのレベルを超えて気がします。
更に磨き、更に研ぎ澄まし、もっと最強のステージを見せられるようにしたいと、改めて思わされたツアーでした。
八王子を皮切りに始まったツアーですが、一番心配していたのが『集客』。
バンドマンとして飯を食っていきたいという夢のためには、
一生追い続けなければいけない数字という壁。
メジャーデビューしたからといって、テレビんび出たからといって、急激に集客が増えるわけではない。
しかし、それに甘んじてゆるんでいた自分たちがいたことも間違いない。
それをまざまざと感じさせられたのが赤坂BLITZ。
3週間前までに売れているチケットは150枚。
赤坂BLITZのキャパは1000以上。
甘えていた部分が数字として表れた瞬間でした。
数字はいつも正直なんです。
そんなときに思い出したのが、
解散をかけて臨んだ2012年8月マウントレイニアホールでのワンマン。
300人集客できなければ解散という条件のワンマン。
この時は数字に対してストイックだった気がする。
血を吐くほどの不安と恐怖。
それを打破する為にとにかくやりまくった。
その感覚を忘れていた気がします。
僕らの持ち味はやはり、泥臭さ。
この泥臭さ雑草魂をメジャーに行ったからといって忘れてはいけない。
そう気づかされました。
対外的には調子よさそうに見えてしまうのです。
それによって自分たちも安心してしまう。
それがメジャー感。
テレビに出てみたり、オリコンランキングに入れてもらったり、
さいたまスーパーアリーナでライブやってみたり、
これによって対外的には良さそうに見えたフラチナリズムの現状は、
赤坂BLITZのチケットが150枚しか売れない。それぐらいのレベルってことだったのです。
その感覚のズレを産んだ自分たち甘え部分をまずは取り払わなければ、更に上のステージに行くことなど不可能です。
2012年8月感覚。泥臭さ雑草魂に、
メジャー感を掛け合わせることが出来ていなかった。
プラスにもなっていなかった。
共存してなかったんです。
赤坂BLITZの3週間前にそれに気づいたんです。
そこから死にもの狂いで数字にこだわりました。
結果的には満員とまではいかなかったけれど、
赤坂BLITZには700人近い人が集まってくれました。
何故最初からそのような動きが出来なかったのか?
と、悔いが残ります。
その悔いはこれから晴らしていくのみです。
メジャー感×泥臭さ×雑草魂
これを実行していくだけです。
常にこれを実行し続けなければ僕らは終わると思います。
ファイナルの札幌。
どうしてもこの場所をツアーファイナルにしたかった。
今年の1月から4月。
人生で最も辛かった札幌移住しての活動。
バンド的にも人間的にも成長させてもらえた場所、北海道札幌。
僕らはどうしてもこの場所でツアーファイナルがしたかった。
4か月弱でニトリ文化ホールに2000人集めよう!っていう企画で移り住んだ札幌。
右も左もわからない中で、たくさんの人に支えられながら、手伝ってもらいながら活動しました。
本当に死ぬかと思った。肉体的にも精神的にも極限まで追い詰められた状況。
超絶ストイックになるしかなかった。人間がレベルアップするしかなかった。
走り続けた4か月。
そしてニトリ文化ホールが満員になり、メジャーデビューを勝ち取った。
無茶苦茶なやり方で走り抜けたから、東京に帰ってからヒビ割れが起こった。
そりゃそうです。とにかく一つの目標を達成する為だけに活動したから、
ほころびが生まれてしまうのは目に見えてわかる事だった。
急激に熱したモノが、急激に冷やされヒビ割れるように。
そのヒビ割れやほころびを繕う為に色んな事を考えてみた。
出した答えがこのツアーのファイナルを札幌でやるという事だった。
あくまでも僕らはバンドマン。音楽で全てのしがらみを乗り越えなければいけない。
ただし、バンドマンである前に人間だから、心で音楽をぶつけたいと思いました。
今までのすべての活動で皆と一緒になって作ってきた『点』。
これが『線』になりかけているのは感じます。
しかし、その『線』を『円』にすることが出来なければ、
僕らも、そして僕らを応援してくれる皆も幸せにはなれないと思いました。
八王子・札幌、この点を線にし、円にする。それが僕らのやらなければならない事だと思いました。
だからツアーファイナルを八王子ではなく札幌でやったんです。
音楽を奏でるのも人間。音楽を聴くのも人間。
そこにあるのは紛れもない『心』です。逆にいうとそれだけです。
不安いっぱいで臨んだ道新ホールワンマン。集客は厳しかった。
数字は絶対にこだわらなければいけないものだけど、
僕らはそれ以上のものを感じた気がしています。
ライブというものを通して真っ直ぐぶつかったから、真っ直ぐ返って来た。
それを感じた道新ホールでした。
これこそが人の『縁』だと思いました。
そしてこの縁を決してないがしろにしてはいけないと思います。
というより、一番大事なものだと思います。
沢山の人がいます。そこには沢山の心があります。
その心が手を繋いで、その線が円になった時に、ほころびは繕われるかもしれません。
馬鹿らしいけど本気で思っているんです。
フラチナリズムにかかわるすべての人を幸せにしたい。
せめて僕らの音楽に触れている時だけは、幸せであってほしい。
馬鹿みたいですねw
その馬鹿みたいな話を現実にするべく僕たちは活動を続けます。
今回感じた事を忘れないように。
もっと皆と一緒に笑えるように。
でも、弱い人間だから、忘れちゃうときもあるかもしれない。
その時は遠慮なく言ってください。
皆と一緒に掴んだ夢だし、皆と一緒に叶える夢だから。
2016年11月19日
僕らは中野サンプラザホールでワンマンライブをやります。
正解のないフラチナリズムというものの、
一つの答えを示すワンマンライブをこの日にします。
そこに向けて僕らはひた走るのみです。
弱くて情けなくてしょうもない僕らだけども、これからもよろしくお願いします。
皆と一緒ならなんでもできそうな気がしてます。本気で。
最後になりましたが、
ツアーに来てくれた皆、本当にありがとう。
フロアーから見せてくれた笑顔や泣き顔はフラチナリズムの財産です。
あなたがいてくれてよかった。
これからも一緒に沢山笑おうね。
来られなかったけどフラチナリズムを応援してくれている皆。
このツアーは最高に楽しいツアーだったから見られなかったのは残念かもw
でも、もっと最高のライブを作る事をやめないから、まだチャンスある。だからカモン。
一人でも大丈夫。手を繋いでくれるいい奴しかいないから。(ちょっと厚かましいけどw)
いつも応援ありがとう。
さぁ。
やるしかねー。獲るしかねー。
欲しいもんは欲しい。やりたい事はやりたい。
全部ひっくるめて、ドカーーン!じゃ!
あ、KAN&PAI-THE WORLD-頑張って沢山の人に届けます!
これが売れなきゃヤベー!!!!
だって俺たち、常に崖っぷちだから。